斜面の造成について~「切り土」「盛り土」「擁壁」~
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斜面を造成するときは、一部を平らにするために
削った土を移動させて別の一部を平らにする「盛り土」に使う場合があり
斜面を段々に造成することを「ひな壇造成」と言います。
地面の表面は真っ平らですが、斜面を削った場所は硬く
土を持った場所は柔らかくなりますので
柔らかい場所は機械で土を締固めることになります。
また、敷地と道路に段差がある場合では、その斜面が崩れないように
コンクリートで固めて壁をつくることもあり、この構造物が「擁壁」です。
擁壁のある場所というのは、切り土や盛り土をしている場所でもあるのです。
擁壁は建築基準法や宅地造成等規制法によって
「擁壁の構造方法」「高さや厚さ、勾配など」の基準を満たす必要があり
基準が満たされないときには、確認申請や完了検査をはじめ
検査済証の交付を受けることができない、とても重要な法基準となっています。
ちなみに、この基準に当てはまらない擁壁もあります。
たとえば、高さが1メートルに満たない小さな擁壁などです。
いずれにしても、万が一のトラブルがないように
適正で確実な施工が求められるところです。
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